野生動物の観察や、迷惑行為の記録に、電源がとれない屋外でも簡単に設置できる「セキュリティカメラ」を紹介します。
サンワサプライのセキュリティカメラ「CMS-SC03GY」は、赤外線LEDを44灯内蔵しているので、暗闇を鮮明に撮影できます。
今回は、どのように夜間の撮影をするのかをまとめてみました。
どうして、夜間に撮影ができるのか
赤外線で暗闇を照らすから
通常のビデオカメラは、レンズで集めた光を記録しており、光の量が少なくなると、だんだんと画像が荒くなります。
照明のない暗闇は、撮影することができません。
「CMS-SC03GY」は、夜間の暗闇を撮影するために、44灯の赤外線LEDでライトアップします。
赤外線は、目で確認できませんが、カメラには綺麗な映像が記録されます。
赤外線LEDライトが約15m先まで届くから
夜間に撮影できるのは、赤外線LEDがライトアップしている範囲です。
「CMS-SC03GY」は、赤外線の波長が940mmで、最大約15m先まで照らすことができます。
また、夜間のモノクロ撮影に自動で切り替わります。
どうやって、取り逃しは回避するのか
3つのセンサーで動きを検知
常設の監視カメラは、24時間いつも撮影をするため、取り逃しはありません。
ただ、撮影した映像をすべてチェックしないと、何が映っているかわかりません。
「CMS-SC03GY」は、カメラの前に動きがあるとき、本体内蔵のセンサーが感知して撮影を行います。
野生動物が動いているときや、迷惑行為の最中だけにカメラが撮影します。
何かが映っている映像だけ確認すればよいので、簡単にできます。
また、2つの「サイドモーションセンサー」で動きを検知し、撮影まで0.2秒です。
「フロントモーションセンサー」が動きを検知すると、撮影を開始します。
素早い動体も撮り逃しません。
撮影範囲が広い
「CMS-SC03GY」は、広角レンズで画角105°の広範囲を撮影します。
スマホの標準レンズと同じくらいの「画角60°のカメラ」と比べると、撮影範囲の広さがよくわかります。
待機可能時間が長い
乾電池で、12ヶ月の待機が可能です。
撮影をすると、待機が可能な時間は短くなりますが、通常の使用には十分です。
撮影が可能な時間は、フラッシュを使用しても、静止画で20,000枚、動画だと2.5時間です。
また、高精細な撮影が可能で、
「静止画モード」では、最大解像度5200✖3900で最大3連写、
「動画モード」では、最大解像度3840✖2160のフルHDで10分までの撮影です。
動画・静止画どちらも記録できるモードもあります。
設置方法はどうなのか
設置方法は3通り
本体のみで自立して撮影できます。
壁や柱などに取り付けるときは、付属の「固定金具」や「ベルト」を使用します。
給電は、乾電池とACアダプタの2WAY方式。
電源の取りにくい場所では「乾電池」で使用できるので、どこでも設置場所が可能です。
セキュリティワイヤー錠と南京錠で、カメラの盗難防止
本体には、セキュリティワイヤーを設置することができます。
写真のワイヤーは、ダイヤル錠と一体になっているので、便利ですね。
屋外に設置するので、紛失や盗難も心配ですよね。
前もって対策をしておくと、安心です。
赤外線センサー内蔵「セキュリティカメラ」まとめ
本記事は、屋外に設置できるサンワサプライのセキュリティカメラ「CMS-SC03GY」について書きました。
「CMS-SC03GY」は、手軽に使える標準価格28,800円(税抜き)で、機能が充実していました。
国内メーカーだと、保証があるので安心感があります。
野生動物の観察や、迷惑行為の記録に、場所を気にせず設置できますよ。